出版社による、コミック10社会という会があり、昨今話題になっている、「東京都青少年の健全な育成に関する条例改定案」に対する可決反対抗議声明を、コミック10社会の10社が発表しました。
それに際して、株式会社 講談社で、自分でデザインしたページに抗議声明が載りまして、記念と言いますか、とりあえずスクリーンショットをとってみました。
お知らせ : 講談社「おもしろくて、ためになる」出版を
もう4、5年も前のデザインですので、是非ともリニューアルを提案したいと思いますが、それはともかく。
今回のこの都条例は表現の自由を奪うものであると言えるでしょう。法律や都条例に抵触する事象を描く漫画・アニメの規制。
此は青少年の育成に本当に効果があるのでしょうか。悪を描くことが許されなくなった漫画は、何と戦うものを描けばよいのでしょうか。また、なぜほかの媒体は良いのか、その点も不明です。
さらに、既存の作品で「傑作」と認定されたものは、この表現に抵触していても許されるようです。
それを判断するのは紛れもなく人間です。その人間は、我々が読むことのできる漫画やアニメを検閲する権限があるのでしょうか?
決してそのようなことはありません。我々は自由を勝ち取っており、それは憲法でも約束された自由です。
今後こういったことを皮切りに、様々な事を抑圧すればするほど、本当に取り締まるべき問題がよりアンダーグラウンドに入り、問題が根深くなったり、捜査が難航したりするでしょう。
それでもこのような条例を通して、果たして東京都知事他この条例を推進する人たちは、何をどうしたいのか。
日本の将来の姿が、自由から遠く離れてしまわないことを切に願います。
現在確認できる、都条例抗議声明ページ一覧
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